今月は、バンバン手紙を出そうかと思っていたところで、休止中!!
今は、本を読んでいます。
今日もまた、以前読んだ本の紹介です。
先祖調べに至るまで、色々と興味の対象が変わりまして、今が集大成なのかもしれません。
ところで、民俗学という分野を知ったのは、7年ぐらい前でした。
それで、毎年、成城大学の民俗学研究所の秋の展示を見に行くようになりました。
ある年、その年の干支にスポットを当てた展示になっていて、いただいてきた資料の参考文献に、十二支(吉野裕子 著)がありました。
読んでみたら面白い。吉野さんには、陰陽五行ネタの本も多く(韓国にハマリ、ハングルを学べば必ず、陰陽五行に触れます)、面白い面白い。
日本では、明治時代に迷信は禁止になり、陰陽五行、十干十二支は無くなりましたが、日常生活で、時々出ては来ますね。
吉野裕子さんは、在野の研究者で、全集も出ているという類い稀な方だと思います。
どっぷりと吉野ワールドにつかっていました。
お世話になっているシノロジーの大家に、『吉野裕子さんを読んでいます。面白いですね!』のようなことを言ったところ、『一時、たくさん読んだけど、仮説立てて、色々なところから引用してきて、~であろう!と結論する論法なので、読むのやめてしまった!!』とのことでした。
確かに、アマゾンのレビューで、すべてが、推測の域を出ない!といったものがありました。
というわけで、私も読むのをやめてしまいました。
科学の分野というのは、仮説を立てて検証するために、実験、統計といった処理をするのでしょうが、人文系においては、難しいですよね!!
今やっている、先祖調べにおいても、どうしたらいいかを考えるわけです。
仮説を立てて、それを実証するには!!と。それが、文献調査と、聞き取った内容になってくるわけでしょうけど。むずかしいむずかしい。推測の域を出ない!と言われないような結論にしなければ、と思うのです。