ここのところ、コロナウイルス騒ぎなので、手紙大作戦は休止しております。
心なしか、受け取る郵便も少ないような気がします。
というわけで、最近は文献調査のため、本を読んでいます。
目的物を探さずに、テキトーにまったりと読んでいると、ヒントや思わぬ情報が得られたりします。
昨日は図書館からお借りしていた本二冊の返却期限だったので、返しに行きました。
また、都立図書館からの協力貸出で、館内閲覧のみの郷土史2冊があったので、閲覧してきました。
母方祖父につながる情報が得られるかもと思い、郷土史の近世の資料編二冊を、一時間ぐらいで、パラパラと見て、必要と思われる部分をコピーしてきました。
祖父につながる情報はなかったのですが、母方祖母の母実家が、偶然同じ町内です。母方祖父とは違って城下町なのですが、その地区の人別宗旨御改帳というのがあったので、中身は確認せずコピーしてきました。
家に帰ってきてから、整理してじっくり見ました。
パラパラながめていたら、ありました。明治19年式戸籍の筆頭者(祖母の母の父)の名前がありました。改めて、資料を見てみると、安政五年の人別帳で、書いてある年齢から生年を算出すると、同一人物です。そして並んで書いてある名前は、郷土史の通史編にあった地図のお隣さん!ということで一致します。これで、菩提寺が判明しました。
実は、そのお隣さん(苗字が同じで親戚ではないか?!と)の子孫の方に、お寺の墓石を調べていただいたのですが、お寺が違っていたわけです、納得。
これで、一歩前進しました。お隣さんは、親戚ではないのか?!という疑問が。
でも、長男は代々同じお墓に入るけれども、その兄弟はそれぞれ違う寺にお墓を建てるだろうから、親戚であったとしても、違う寺なのでしょう。
宗門人別改帳を見て、
すべて、妻や母の名前は記載されていないことに今回気づきました。
筆頭者の妹の場合は妹、娘の場合は女子と記載して、名前が記載されます。
妻、母は、嫁いできた人で、よそ者といった扱いなんでしょうね!!
婿養子の場合は婿さんの名前が記載され、妻の名前は記載されないです。
これまで有名な人の色々な系図を見ていて、女 という表記しかされていないのですが、ましてや一般庶民、宗門人別改め帳に名前がないのは当然のことなのでしょうかね!!