読んだ本を、順不同で、思いつくまま書いています!!
何回かこのブログで、
家系のしらべ方(丸山浩一)という講座タイプの、中上級編の本をオススメしております。
今日ご紹介する本の位置づけとしては、それの初級編といっていいのでは?!と思っている本です。
これは非常にイイです!! ほんとに。絶賛!!
何がいいかっていうと、リアリティーにあふれています。
その本の名は、
わたしの家系図物語(渡辺宗貴、2019年)。
著者は北海道で家系図作成をされている行政書士。
葛西美々という高校生が、講座に通い、家系調べをしていくという物語形式の本です。
ご自身の家をモデルにされているので、戸籍調査シミュレーションとして、父方渡辺家の戸籍そのものを出され、母方葛西家の調査をどんどん進めていく内容となっています。
まずは戸籍の取得となるわけですが、取得方法や、解読まで懇切丁寧に解説されています。(今まで読んだ本でここを詳しく書いてあるモノはありませんでした。)
また、
先祖調べの定番として同姓への手紙調査、お寺へのアプローチなどありますが、そういったノウハウとともに、手紙の文例が載っているのが非常に参考になります。
図書館へのレファレンスサービスへも手紙の文面が載っていますが、これを読んだ時、手紙めんどくさい!ということでスルーしていました。
図書館司書の勉強をされている学生さんが発した、『レファレンスサービス』というワードで利用するようになりました。どこの図書館もメールフォームで送信するので、メールを全面に打ち出してくださっていたら、早い利用になったと思いました。
初級編として、オススメいたします!!