昨晩は、祖父菩提寺探しで出した手紙の返信が来た!という夢を見ました。
しかし、菩提寺のはずなのに、送られてきた資料がお寺そのものに関するものだけだった!!というオチ!!
意識下には、『返事くるかな~!!』というものがあるようです!夢にまで見るのだから!!
昨日ちらっと書いた福沢諭吉つながりで、今日は、将軍御典医の娘が語る江戸の面影(安藤優一郎)という本のご紹介です。
安藤優一郎さんは、たくさん江戸ネタで本を書いています。
他に『江戸城・大奥の秘密』、『大奥の女たちの明治維新』を読みましたが、そのネタは、やはり、この将軍御典医の娘(桂川みね) の証言が大きいです。
そして、『大名屋敷の謎』という面白い視点の著作。大名屋敷の汲み取り権をめぐる、近郊農村(早稲田だったか?!)のバトル。
前者、後者とも、大奥、大名屋敷自体に残されている資料はないので、それ以外からの資料から描いたものです。将軍御典医の娘(桂川みね)の叔母(てや)が大奥に仕えていたときのこと(口外してはならないのだけど、ヒマもらって里帰りした時聞いた話)。
そして大名屋敷の汲み取りについては、農家の方に残っていた文書により、描いたものです!!
さて本題、
将軍御典医の娘が語る江戸の面影 は、桂川(今泉)みねの、『名ごりの夢』をもとに書かれています。おかげで、東洋文庫『名ごりの夢』の古本に高値がついて!ということで。
息子さんが、みねさんの話を聞いて、何かの会報に載せていて、それが出版化につながったように記憶しています。そりゃそうです、貴重な大奥の話ですから。
また、福沢諭吉は、桂川家の蘭学サロンに出入りして、桂川の近い親戚 木村に紹介してもらって、咸臨丸でアメリカに行った話など。
ここまで書いてみて、
安藤優一郎さんの書く江戸時代の本は、面白い!という結論になりました。
論点ずれてきちゃったけど。本当は、福沢諭吉で書こうと思っていたのでした!!