昨日、調査されるという迷惑(安渓遊地・宮本常一)という本について書きました。
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ところで、研究方法には、量的研究と質的研究というのがあり、
量的研究というのは、質問紙調査によるもの、質的研究は面談によるものがあります。
心理学の分野についていえば、大学生が修論で質的研究(面談)をするのは、ムリとさえ言われ、プロの分野となります。
民俗学の分野では、また違うのかもしれませんが。
先祖調べに対応させてみた場合も、アンケート送って回答をいただくのと、その先実際お会いしてお聞きするのとでは、難易度が超高いというのが分かります。
私は、父方の方は、まず第一段階のアンケートで返信はありませんでした。いとこは直接訪ねて行ったそうですが、何の手掛かりも得られなかったそうです。
今だからこそ全貌が解明されましたが、祖父の旅館の経営が変わっていたという複雑な事情で、自分の親や親戚が口を閉ざすという案件なので、素人には絶対にムリなわけです。
第一段階であっさり引き下がり、事態をこじらせることなく、郷土史家の方に調査していただいたのがラッキーだったと思います。
自分の先祖調べ、多くの方々に協力していただき、奇跡の連続だと思っております。
多大なる感謝をいたします。
==次回は、量的研究、質的研究とは?について書きます!!==