毎年、この時期になると大掃除しています。本も同じ分野に整理しています。
この、『近江商人ってな~に?』という本はどうして読んだのだろうと、思い返しています。
そうそう、
東北の紅花商人、北海道のニシン御殿を建てたような人は、近江商人だった!ということで、びっくりしたことからでした。
北廻船で、日本海側の物流とともに、人の移動があったということです。
近江商人のマインドは、
三方よし!
売り手によし
買い手によし
世間によし(利益はインフラ整備といったように社会に還元するということです!!)
日仏文化のかけはしになったバロン薩摩こと、薩摩治郎八は豪商薩摩治兵衛の孫にあたる!
伊藤忠、丸紅の基礎を作った伊藤忠兵衛!
高島屋百貨店の創業者 飯田新七! などなど。
江戸時代から明治時代にかけてのガラガラポンッの時代って下剋上だと思いますが、実力本位の下級武士が新時代を支配し、また武士階級ではない帝大卒の学歴貴族が役人として活躍し、江戸時代は士農工商(今読んでいる本によれば、ランクづけではなくて、職業グループで横並びといいますが!)で最下位に位置付けられた商人が、江戸時代にはひたすら力を蓄えていて明治という新しい時代に経済界を引っ張っていくという。
ラブアンドピースの江戸時代265年、末期にもなると商人は帯刀、苗字を買ったりしたそうですが(今読んでいる本によれば)、次の時代に向けて、ひたすら力を蓄えていたようです!!