昨日の、近江商人の続きです。
紅花商人のことに注目したのはもう一点ありました。
それは、
日本の女性名(角田文衛)を読んだ時でした。
山形の内陸で、その時代、その場所に一般的とは思えない女性名の出現!!
それは、紅花商人が、他地域から持ち込んだ名前といったことでした。
人、モノの他に名前といった情報までが移動するという驚き!!
ところで、日本の女性名を読もうと思った経緯ですが・・・・・
2018年9月から戸籍を取り始め、家系図を書きました。
そこで、
父方と母方で江戸~明治の女性名に、はっきりとした差異が現れました。 父方 ひらがな二字 母方 カタカナ二字
そのようなわけで日本の女性名という本を読みました。
写真は、ちょうど昨日読み終わった、江戸時代の格付けがわかる本(大石学 監修)に載っているものです。
日本の女性名からは答えが得られませんでした。
というわけで12月に、当時通っていた、コミュニテイカレッジの田中宣一教授にお聞きしたところ、地域差、また親戚で良い!と思う名前をまねしてつける!ということでした。
日本の女性名からは、ストレートな答えは得られませんでしたが、交易による情報の伝達といった重要な情報を与えてくれた有益な本でした。
上下巻の分冊
↓
田中先生の本!!先祖調べになだれ込んだきっかけ。(ジェノグラムはその前、ベース)