一昨日、いい本見つけた!と思い、読みました。
そうしたら、カルト ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
先祖調べがカルトへの入口に使われているとはショック。
家族心理学(ジェノグラム=心理的家系図)、日本史、郷土史、民俗学などの総合した、いい趣味と思っていたのですが、危ない側面も持っていたとは!!
神聖で純粋な先祖供養を心がけ、あくまで学問的で安全な道を行くように気をつけましょう!!
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前回の続きです!!
玄侑さんの中陰の花(文庫版)で、河合隼雄さんがあとがきを書いています。『奥さんがこよりで作っていたのは、インダラ網やろ!』と。
それで、2013年出版されたけれども6年間放っておいた、日本人の心を解く という本を読みました。
これは、河合さんが、今は無きエラノス会議(深層心理学(精神分析)、宗教学、哲学の学際会議)で、数年にわたって講演したものの英語の原稿です。それを息子の俊雄さんが翻訳し、文体を河合ちっくに専門家にしてもらったというものです。
エラノス会議での講演は、河合隼雄、世界に問う!といった意味合いを持っていたそうです。
内容は、相互浸透、明恵夢記における身体、日本神話、日本の昔話、とりかえばや といったモノです。
私は大学の時、河合さんの夏季集中講義(2単位)を受講しました。明恵の夢のことも長時間話されていました。そのころちょうど、明恵を研究し始めたようで、エラノス会議のころはその分野はすっかり確立していたようです。また、とりかえばやを世に広めたのは河合さんのようで、今回、田辺聖子版を読みました。これは、今の時代は絶対ウケるけど、昔はタブー視されていたようです。
そんなこんなで、河合隼雄ネタを持ち出し、読んだ本を色々ミックスして、お寺の過去帳を調べていただきたい! というのが要件なのですが、長ったらしい手紙を書きました。
人間、一個人を考えた場合、時間という垂直方向(過去=>現在=>未来 といった一貫性)があり、自分は未来といっても臨死は除外していたけれども、考えてもいいのだ!という気分になったということ、そして水平方向という人的ネットワークがあり(今回先祖調べをしていて、多くの方にお世話になっております!)、それが、インダラ網ですね!!インターネットみたい!! みたいなのが手紙のメインの内容です。
是非、パソコンのキーボードから、三春 影山 と入力して、データを引き出してください!!(爆)と。
(2019年5月~7月)
次回につづく!!